生薬など原料選定について

(現在作成中)

 当店は生薬・ハーブなど扱いの全ての原料において、その品質や生産・栽培過程などを大きく注意をして選定する様にしています。
 単純に法規をクリアした商材はいくらでもありますが、さらにそれ以上の区分けのない良品・悪品を見極める基準や知識を駆使して原料選定するのは、メディカルな使用において必須です。いくらすばらしい処方や弁証が出来ていても、原料が悪いのでは、処方が悪いのか、原料が悪く効いていないのか分からなくなってしまいます。
  年々天産物原料は地球環境の悪化やコストの問題で粗悪原料を販売する卸が増えているため、一般市場品はもちろん、医薬品原料も悪化傾向にあります。また今後、生薬の値段は中国の動きの関係で高騰を続けますので、さらに悪品が出回ることは必須です。これらの多くは実際の現物の気味や形状・香りなど見分ける事無く、価格で取り引きされる事が多いですが、昔はそのような取り引きはあり得なかったのです。いかに品質の見極め基準が化学的な一部成分の定量値などに沿った数字の世界になっているのかが分かります。 一成分だけが突出した不自然なものや、形や色・香りの悪いものはメディカルな使用には耐えません。以下に、その選定の目安などの一部を順次ご紹介します。